楷書のポイント その②
だいぶ間が空きましたが、
今日は楷書のポイントその②をです。
前回、楷書のポイントは3つあり、
まだ一つしか書いておりませんが、
一つ目のポイントは〝基本的に空間は均等に"ということでした。
では二つ目のポイントはというと
〝文字の背骨が中心を通り、まっすぐ立つ"
ということです。
今日は『葵』という文字を使ってみていきましょう。
下は悪い例なんですが、
分かりますか??
最終画が短すぎて、文字が今にも倒れそうな感じです。
結構皆さんこのように書きがちなんです。
『美』という文字もしかりですが、
最終画が短くて倒れそうな方が多いです。
赤を足したので比べてみると安定感がだいぶ違ってきます。
どうですか?だいぶ安定感が増したと思います^^
このように文字の二つ目のポイントは文字も建築と同じように、
文字が破綻しないように線の力関係を見ながら、
最終画でバランスをとる文字が非常に多いです。
最後に『葵』の文字のポイントも下にまとめたのでご覧ください〜
田中逸齋